“2億4600万ユーロ”で完成見えるレアルの中盤改革 ベリンガム、カマヴィンガら新世代の幕開け

レアルに加わったベリンガム photo/Getty Images

世代交代は完了か

カゼミロ、トニ・クロース、ルカ・モドリッチのトリオを軸にチャンピオンズリーグ3連覇など大きな成果を残してきたレアル・マドリードだが、昨夏にカゼミロが退団。本格的な世代交代が始まった。

クロースとモドリッチは新シーズンも頼れる戦力となるだろうが、徐々に若い世代へバトンを繋いでいくタイミングだ。

スペイン『as』は、ここまでのレアルの動きは悪くないと評価する。2016年に500万ユーロで迎えたMFフェデリコ・バルベルデはウイングなど幅広い役割をこなしながら成長を遂げ、今やワールドクラスと呼ぶべきMFになりつつある。
まだ絶対的な地位は築けていないが、8000万ユーロでモナコから加えたMFオーレリアン・チュアメニもポテンシャルは高い。同メディアも新シーズンは一貫性あるパフォーマンスを見せるべきと期待をかける。

そのチュアメニと同じフランス人MFエドゥアルド・カマヴィンガも大きく伸びた。レンヌから3100万ユーロで獲得したカマヴィンガは左サイドバックにも適応可能で、身体能力が高い。左サイドバックでは失点に繋がるプレイもあったが、それでも20歳の年齢を考えれば恐ろしい実力者だ。

そして今夏には1億300万ユーロの移籍金を投じてドルトムントからMFジュード・ベリンガムを引き抜いた。攻守両面で高い能力を備えるベリンガムは今後の10年を支えられる実力者だ。

同メディアは2億4600万ユーロで揃えたこの4人で世代交代への目処は立ったとの見方だが、新シーズンにこの4人は新たな時代の可能性を見せてくれるだろうか。

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