6年前には“ブンデス第2位”のドリブル成功数を記録していた ドイツに戻ったケイタが目指す完全復活

リヴァプールでは思うような結果を残せなかったケイタ photo/Getty Images

ライプツィヒ時代の輝きを

ドイツ・ブンデスリーガで復活を果たせるだろうか。今夏にリヴァプールを離れたMFナビ・ケイタは、ブレーメンへフリーで加わることが決まった。

ケイタといえば、ライプツィヒで評価を高めた選手だ。2016年から2年間プレイしたライプツィヒで圧巻のパフォーマンスを見せ、それにリヴァプールが目をつけた。リヴァプールは期待を込めてスティーブン・ジェラードが背負った背番号8を託したのだが、残念ながらリヴァプールでは本領を発揮できなかった。

怪我が足を引っ張ったところがあり、リヴァプールでは通算129試合で11ゴール7アシストの成績に留まった。ライプツィヒ時代は71試合で17ゴール15アシストの成績を残していたため、リヴァプールでの成績は物足りない。
また、ライプツィヒ時代のケイタは縦への推進力も圧巻だった。2016-17シーズンにはブンデスリーガで83回のドリブルを成功させており、これはドルトムントでプレイしていたFWウスマン・デンベレの103回に続いてブンデスリーガ2位の数字だった。

ちなみに3位は同じライプツィヒのMFエミル・フォルスベリで71回となっており、当時のライプツィヒはブンデスリーガで2位に入るなど印象的なシーズンを過ごしていた。

ケイタが目指すのは2016-17シーズンの自分に近づくことだ。当時はリーグ戦で8ゴール7アシストの成績を収めており、攻守両面で圧倒的なエネルギーを発揮していた。ブンデスリーガでその姿を取り戻す可能性もあり、28歳を迎えたケイタの新たな挑戦に注目だ(数字は『WhoScored』より)。

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