ヴィッセル神戸FW小田裕太郎に海外移籍の可能性浮上 スコットランドでプレイする6人目のサムライとなるか

海外移籍が濃厚な小田裕太郎 photo/Getty Images

今後何か発表があるはずだ

古橋享悟、前田大然、旗手怜央とスコットランドリーグで活躍する日本人選手は多い。先日、ヴィッセル神戸DF小林友希のセルティック移籍が発表されており、これで5人目となる。指揮官は元横浜F・マリノスのアンジェ・ポステコグルーであり、彼のセルティック就任からスコットランドでの日本人ブームが始まった。

スコットランドメディア『Daily Record』によると、小林の元チームメイトである神戸の小田裕太郎にスコットランド移籍の可能性があるようだ。

同メディアによると、小田はハート・オブ・ミドロシアン通称ハーツに移籍することが濃厚とされている。冬の移籍市場での獲得が予定されており、古橋らに続いてスコットランドリーグでプレイする6人目の日本人選手となるか。


神戸のアカデミーからトップチームに昇格した生え抜きで、21歳と若い。2020年から出場機会を得ており、2022年シーズンは21試合に出場して1アシストを記録している。神戸では前線やサイドと攻撃的な複数のポジションで使われていた。スピードを武器としたドリブルが魅力で、ボールを受けたら積極的に仕掛ける姿勢を見せる。ただ数字の面では物足りない点が多く、2022年シーズンはノーゴールに終わってしまった。

ハーツは長くプレミアシップで戦っており、昨季はセルティック、レンジャーズに続く3位でシーズンを終えている。今季もここまで4位と継続して上位につけている。今季セルティックとの対戦は3-4の打ち合いを演じて敗れているが、王者に対抗できる力があることを証明した。

アンダー世代の日本代表歴がある小田。まだ21歳と若く、このスコットランド移籍で突き抜けることはできるのだろうか。

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