J2個人賞3冠を獲得した東京五輪世代屈指のストライカー 来季J1で3年半越しのリベンジへ

横浜FCで得点を量産 photo/Getty Images

26ゴールを獲得して得点王とMVPに

今シーズンに初となるJ2アウォーズが開催され、個人賞を総なめにした男が小川航基だ。彼のゴール量産と高いパフォーマンスが横浜FCをJ1昇格へと導いた。

今季J2で26ゴールを記録し、2位と10得点差をつけて得点ランキングを独走した小川。先制点や決勝点も多く、試合を優位に進めたり、勝敗を分けるゴールを決めてチームに勝点をもたらしたのだ。

そんな小川は得点王のほかにベストイレブンに選出され、そしてJ2の年間最優秀選手賞を受賞。J2優勝のアルビレックス新潟ではなく、彼が選ばれたことは、いかに今季の小川のパフォーマンスや存在感が高かったかが見てわかるだろう。
J2でのMVPを獲得して来季はJ1での戦いになる。ジュビロ磐田在籍時に3年半戦ったものの、J1でのゴールは1つのみ。その後の3年半はJ2で得点を重ね続け、トップスコアラーにもなった。苦しんだJ1で東京五輪世代屈指のストライカーが満を持して、再びJ1へのリベンジへ向かう。

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