ビスマ、ペリシッチ、そして“コンテ・マジック” 新生スパーズがプレミア勢力図をひっくり返す可能性

コンテが指揮するトッテナム photo/Getty Images

コンテの手腕で危険なチームに仕上がる

おそらくは新シーズンのプレミアリーグもマンチェスター・シティとリヴァプールが優勝を争う格好となるだろうが、アントニオ・コンテ率いるトッテナムの動きには警戒しておくべきだろう。

2021-22シーズン途中より指揮官に就任したコンテは、これまでの監督キャリアで何度もチームを復活させてきた。セリエAで中位に甘んじていたユヴェントスを無敗優勝へ導いたり、前シーズンを10位で終えていたチェルシーでは1年で再建してプレミア制覇を達成。さらにインテルにもスクデットをもたらしたりと、チームのベースを作るのが非常に上手い。

2021-22シーズンもスロースタートだったトッテナムを最終的に4位へ導いており、この修正も見事だった。寂しく見えた冬の補強でも、ユヴェントスから加えたMFデヤン・クルゼフスキがヒット。ソン・フンミン、ハリー・ケインと魅惑の攻撃陣を形成することになり、その攻撃は新シーズンも対戦相手の脅威となるだろう。

今夏の市場での動きも活発で、ウイングバック候補としてインテルを離れたイヴァン・ペリシッチ、中盤には争奪戦の様相を呈していたブライトンMFイヴ・ビスマを引き抜いた。ビスマは中盤でファイトできるプレイヤーで、コンテの好みに合うはず。ペリシッチも経験は十分で、33歳ながら運動量に衰えは見られない。

英『Daily Mail』も新シーズンへトッテナムに警戒すべきと取り上げており、今後の補強次第ではかなり不気味な集団に仕上がってくる可能性がある。

果たしてコンテ率いるトッテナムはどこまで完成度を高めてくるのか。ジョゼ・モウリーニョと同じく、コンテも短期的にチームを強化する術に長けた指揮官だ。チームのベースが完成した2年目に強くなるタイプと言うこともでき、マンCやリヴァプールを脅かす存在になっても不思議はないか。

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