日本復帰でコンディションも万全 今季は大迫勇也が得点量産する年となるか

大迫の爆発に期待したい photo/Getty Images

中国戦では先制点をマーク

FIFAワールドカップのアジア最終予選の中国戦で先制点を決めた大迫勇也。ゴールはPKでの1点のみとなったが、多くのチャンスを作り決定機に絡むなど、前線でチームをけん引した。

[4-1-2-3]のシステムで最前線を務めた大迫。13分に伊東純也がPKを獲得すると、キッカーの大迫がゴール右隅を打ち抜き先制点を決める。28分にも大迫のドリブル突破からシュートを放ち、チャンスを作るなど得点への期待感を抱かせた。

大迫は昨シーズン途中にブレーメンからヴィッセル神戸へと加入した。2013年以来となる日本復帰で11試合4得点4アシストを記録し、神戸の3位進出に大きく貢献する。ブレーメンでのラストシーズンとなった2020-21シーズンは、ブンデスリーガで24試合0ゴールという結果に終わってしまう。加えてシーズン途中のJ1への復帰、日本代表での遠征など、自身のコンディション調整も難しかったはずだ。

そんな中でJ1での半年を戦い切り、今季は開幕から新たなシーズンを迎えることができる。昨季4得点を決めてゴールへの感覚を思い出したストライカーは、日本代表でも活躍し、コンディションが良い状態でJ開幕を迎えることだろう。今季は開幕戦からゴールを量産する大迫の姿が見られるかもしれない。

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