スコールズ、ベルカンプのパス精度も超えている! マンCの司令塔に絶賛の声「彼に出来ないことはない」

アーセナルの伝説ベルカンプ氏も超えたか photo/Getty Images

プレミア史上最高のパサーなのか

近年のプレミアリーグではチェルシーのMFセスク・ファブレガスとアーセナルMFメスト・エジルのパス精度を比較されることが多く、リーグNo.1クラスのチャンスメイカーと称賛されてきた。しかし、この比較はもう意味がないのかもしれない。プレミアNo.1のチャンスメイカーはマンチェスター・シティMFケビン・デ・ブライネになったからだ。

英『Daily Mail』によると、かつてリヴァプールなどでプレイしたジェイミー・レドナップ氏は自身がこれまで見てきたMFの中でもデ・ブライネはプレミアリーグNo.1のパス精度を誇る名手だと絶賛している。

同氏は今回自身が思うパサーBEST10を紹介しており、10位からエヤル・ベルコビッチ、9位シャビ・アロンソ、8位エリック・カントナ、7位ポール・スコールズ、6位ダビド・シルバ、5位メスト・エジル、4位セスク・ファブレガス、3位フランク・ランパード、2位デニス・ベルカンプとなっている。
どうやらこれまではアーセナルで活躍したベルカンプ氏がNo.1だったようなのだが、今季のパフォーマンスからデ・ブライネを新たなNo.1に挙げている。

「セスクは長いパスでジエゴ・コスタやアザール、今ならモラタにチャンスを作ってきた。ランパードもドログバと良い関係を築き、ドログバがプレミアで決めた104ゴールのうち24ゴールがランパードのアシストだ。ベルカンプのパスも素晴らしく、利己的ではなかった。アンリが共にプレイした中で最高の選手と言うのも不思議ではない」

「しかし、デ・ブライネのパスは違うレベルにある。彼のパスは私が見てきた中でも最高のものだ。チームメイトへの正確なパス、バックスピンをかけたボール、カーブをかけたクロスボールと彼に出来ないことはない」

数字を見ても今季のデ・ブライネは圧巻だ。最多となる8アシスト、チャンスメイク数も56回で最多、敵陣でのパス成功数1035本も最多だ。マンCのスタイルが合っていることも関係しているだろうが、デ・ブライネのパスはセスクやランパードをも超えたのか。

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