“ライオン・イブラ”はもう昨季の状態に戻れない? 英紙が不安視する怪我の後遺症

驚異的な回復力を見せるイブラヒモビッチだが…… photo/Getty Images

スタメンの座にチャレンジするのは困難か

「ライオンは人間のように復活しない」と独特な言い回しとともに戦列復帰を果たしたマンチェスター・ユナイテッドFWズラタン・イブラヒモビッチだが、同選手も人間だ。規格外の存在ではあるものの、やはり怪我の影響は大きい。懸命なリハビリをしたとしても、トップフォームを取り戻すのは簡単なことではない。

英『Daily Mirror』は、「ズラタンが以前と同じ姿になることはないのでは」と不安を募らせている。イブラヒモビッチは今年4月のアンデルレヒト戦で右膝の前十字靭帯断裂の大怪我を負い、そこから賢明なリハビリを続けて11月18日のニューカッスル戦で復帰を果たした。

すでにイブラヒモビッチは派手なジャンピングボレーを披露するなど、らしいプレイも見せている。しかし同メディアは怪我の後遺症があると見ており、28得点を記録した昨季のような活躍は期待できないのではと伝えている。36歳という年齢を考えても、体の状態を元通りにするのは限りなく難しい。スピードやジャンプ力などあらゆるところに微妙なズレが生じているはずだ。
イブラヒモビッチの復帰でロメル・ルカクの負担を軽減できるのではないかとも言われたが、同メディアは現在のイブラヒモビッチはスタメンの座にチャレンジするのは難しいと見ており、ルカクへの依存度は変わっていない。今冬には新たなFWを探すのではないかとも伝えており、ライオンの状態が疑問視されている。

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