英紙が絶賛
今夏マンチェスター・ユナイテッドから古巣のエヴァートンへ復帰したFWウェイン・ルーニーは、32歳という年齢からトップレベルの選手ではなくなったとの評価もあった。マンUでも近年は思うようにゴールが決められず、スピードが落ちてきていたのは間違いない。しかし、古巣エヴァートンで再び自身の能力を証明し始めている。
ここまでルーニーはリーグ戦で9得点記録しており、これはマンチェスター・シティのセルヒオ・アグエロ、チェルシーのアルバロ・モラタ、さらにルーニーと入れ替わる形でマンUに加わったロメル・ルカクと同じ数字なのだ。序盤から苦戦が続いていたエヴァートンでプレイしていることを考えると、これらのストライカーたちと得点数が並んでいるのは驚きでもある。
英『Daily Mail』は「ルーニーに対する批判が間違っていることを証明した」と伝えており、今夏のベスト補強ではないかと絶賛している。お金をかけるだけが良い補強というわけではなく、ルーニーの再獲得に動いたエヴァートンの判断は正しかったと言える。
ウェストハム戦では驚異のロングシュートを含むハットトリックを達成するなど強烈なインパクトを残し始めていることもあり、このままいけばイングランド代表への復帰を期待する声がサポーターから挙がる可能性もある。32歳はベテランと呼べる年齢だが、まだまだトップレベルでプレイできるはずだ。ルーニーはエヴァートンでそれを証明しようとしている。