まさかのアイスランド戦の敗北から成長を! バーディ「あの時は戦術の変更がなかった」

イングランド代表のバーディ photo/Getty Images

EURO2016と同じミスは許されない

若手も伸びてきたイングランド代表は上位まで勝ち進めるのではないか。昨夏に行われたEURO2016ではそうした期待感もあった。ところが、その期待はベスト16で終わってしまった。まさかの伏兵アイスランド代表に1-2で敗れてしまったのだ。アイスランドが良いチームとはいえ、さすがにここでの敗退は想定していなかっただろう。

この敗北はイングランドサッカー界に大きなダメージを与えたが、レスター・シティに所属するイングランド代表FWジェイミー・バーディはこの敗戦からイングランドが学んできていると手応えも感じている。

英『Daily Mirror』によると、バーディが感じていた問題は戦術の幅だ。ロイ・ホジソン率いる昨夏のチームはこれといったアイディアもなく、選手の起用法などにも疑問の声が挙がっていた。バーディはガレス・サウスゲートの下でそうした部分が改善され、戦い方にもオプションが増えたと自信があるようだ。
「アイスランド戦から学ばなければならないと思う。あの時は戦術の変更がなかった。僕たちはドイツ相手に違うシステムを見せたし、機能したと思っている。異なるシステムで戦うところを見せられたし、これをやっていかなければならない。僕たちには常にプランB、Cが必要なのさ」

今のイングランドは3バック、4バックの両方を使用し、時には3トップを採用することもある。若い選手も次々代表デビューさせており、またフレッシュな競争意識が生まれているのは間違いない。2018ロシアワールドカップではベスト4あたりまで勝ち上がりたいところだが、ホジソン政権から成長したことを見せることはできるか。

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