プレミアリーグ第21節、アーセナルとリヴァプールのゲームは0-0のスコアレスドローに終わった。2位マンチェスター・シティ、3位アストン・ヴィラがともに今節をドローで終えていたためアーセナルにとっては勝ち点差を広げるチャンスだったが、結局お付き合いすることになった。
後半はなかなかシュートが打てず、我慢を強いられたガナーズ。アディショナルタイムには、それがよくない方向に出てしまった。タッチライン際でボールを追いかけたリヴァプールの右SBコナー・ブラッドリーが膝を痛めて倒れ込む。これでアーセナルはスローインを得たのだが、並走していたアーセナルのガブリエウ・マルティネッリは早くゲームを再開したいという気持ちが先走ったのか、倒れたブラッドリーにボールをぶつけ、腕でピッチ脇に押し出そうとした。
この行動に激昂したリヴァプールの選手たちはマルティネッリに詰め寄り、イブラヒマ・コナテはマルティネッリを突き飛ばす。一時騒然となり、マルティネッリとコナテにはイエローカードが提示されている。
マルティネッリの行動に、『sky sports』のコメンテイターである元マンチェスター・ユナイテッドDFガリー・ネビル氏ははっきりと不快感をあらわにし、強い言葉で批判した。
「彼をピッチから押し出すなんて無理だ。そんなことはできない。このバカは本当にひどい。リヴァプールの選手の1人が彼を激しく非難しなかったことに驚いているよ。謝罪が必要だと思う」
「彼はボールも投げつけている。あれは良くない。私はマルティネッリに本当に腹を立てている。正直に言って、リヴァプールの選手たちがどうして彼に殴りかかってレッドカードを出されなかったのか理解できない。本当に恥ずべき行為だ」
試合後、インタビューを受けたリヴァプールMFドミニク・ショボスライもこの件に言及している。
「コナーが膝を捻挫したのを見たが、何が起きたのかわからなかった。彼は時間を無駄にするためにピッチにいたんじゃない。とにかく痛みがひどかったんだ。その後、彼(マルティネッリ)は彼をピッチから押し出そうとした。勝ちたい気持ちはわかるが、選手の健康の方が重要だと思う」
ネビル氏と同席していた元マンUのロイ・キーン氏も「あの行為はまさに恥ずべき」「マルティネッリがきちんと認識して謝罪してくれることを願う」とマルティネッリの行為を批判している。焦りが出てしまったのか、愚かな行為に走ってしまったマルティネッリには批判が集中することになった。