パワハラ問題で揺れるJ3高知ユナイテッドSCの新監督に白石尚久氏就任 欧州での豊富な経験でチーム再建に挑む かつて本田圭佑の分析官も

J3高知・白石新監督の元チーム再建なるか注目 photo/Getty Images

Jリーグは初采配

J3の高知ユナイテッドSCは23日、新監督に白石尚久氏が就任したと発表した。

香川県出身で現在49歳の白石氏。30代からヨーロッパでサッカー指導者としての道を歩んできた異色の経歴を持つ。最高峰のUEFAプロライセンスを取得し、スペインの名門FCバルセロナU6〜U12のスクールコーチや、スペイン、オランダ、ベルギーのクラブでコーチや監督などを務めた経験も持っている。

2017年から2018年までは、サッカー元日本代表の本田圭佑と個人契約で分析官とコーチを担い、2022-2023シーズンはKMSKデインズ(ベルギー)で監督だった。そして昨シーズンはイングランド2部ウェスト・ブロムウィッチでテクニカルアシスタントコーチを務めた。Jリーグでは初采配となる。

白石新監督はクラブを通じ、「このたび、高知ユナイテッドSCの監督に就任いたしました。このような機会をいただけたことに、クラブ関係者、そして応援してくださるすべての方々に心から感謝申し上げます。シーズン途中での就任となりますが、選手・スタッフと一丸となり、クラブのために全力を尽くしてまいります。ファン・サポーター・スポンサーの皆様、熱いご声援をよろしくお願いいたします」とコメントしている。

高知は、先日パワハラ問題で秋田豊前監督が辞任するなど混乱をきたしていた。高知の地に降り立ったこの新指揮官が、ヨーロッパで培った豊かな経験と知見を、チームの再建にどう繋げていくのか注目される。


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