「ネイマールが左ウイングにいるかと思った」 毎熊を翻弄したトッテナムの新星ムーアをマディソンが大絶賛

抜群のインパクトを残したムーア photo/Getty Images

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キレキレドリブルを披露

ELリーグフェーズ第3節で毎熊晟矢が所属するAZと対戦し、1-0の勝利を飾ったトッテナム。そんなこの試合で抜群の存在感を残したのがFWマイキー・ムーア(17)だ。

この試合、右ウイングでスタメン出場したムーアは4分に左サイドのティモ・ヴェルナーのクロスにヘディングで合わせるなど、存在感を発揮。しかし、より輝きを放ったのが後半左サイドに移ってからだ。

足元の技術を活かしながらもダイナミックなドリブルはマッチアップした右サイドバックの毎熊を翻弄。後半開始早々にはセンターサークル付近で2人をドリブルで交わし、右サイドのブレナン・ジョンソンに右足アウトサイドで絶妙なスルーパスを送るなど、圧巻の存在感を発揮し、チームの勝利に貢献した。
トッテナムの将来を担うことが期待されるムーアの衝撃のプレイの数々を試合後、チームメイトのジェイムズ・マディソンも絶賛した。

「45分から65分までは、ネイマールが左ウイングにいるかと思ったよ!(ムーアは)素晴らしかった。恐れることなくボールを要求した。あの若い時の恐れを知らない精神を、彼から奪いたくない。彼はまだ若いけど、とても賢い。素晴らしい少年だよ。情報を吸収し、能力も豊富だ。 だから私は年長者として、できれば賢明な言葉で彼を助けたいと思っている。彼にはあらゆる能力がある」(『TNT Sports』より)

今シーズンはここまでトップチームで公式戦6試合に出場しているムーア。プレミアリーグでのプレイ時間は3試合で21分と少ないが、ELでは3試合で183分出場している。同ポジションにはソン・フンミンなどスター選手揃いのため、すぐに定位置を確保することは簡単ではないが、17歳の新星は期待感を抱かせるパフォーマンスを見せているといっていいだろう。

7歳からスパーズのアカデミーに在籍するムーアはクラブの未来を担う至宝の1人だが、これからどんな選手へ成長していくのか、楽しみだ。


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