テン・ハーグより手腕が上と大人気? 《現プレミア最高の指揮官TOP20》に昇格組からランクインしたのは……

ルートン・タウンを指揮するエドワーズ photo/Getty Images

奇跡の昇格劇に続きはあるか

クラブ史上初のプレミアリーグ昇格からどこまで粘れるだろうか。開幕迫る今季のプレミアリーグで注目を集めているクラブの1つに、昇格組のルートン・タウンが挙げられる。

ルートン・タウンは、今から10年前の2013-14シーズンにはまだイングランド5部にいたクラブだ。そこから徐々にステージを上げ、2018-19シーズンには2部へ昇格。これだけでも凄いことだったが、昨季ついに昇格プレイオフを制してクラブ史上初のプレミア昇格を決めた。

そんなミラクルを起こしたルートン・タウンを指揮するのは、40歳のウェールズ人監督ロブ・エドワーズという人物だ。これまでフォレスト・グリーン、ワトフォードなどで指揮を執ってきた人物だが、指導者としてはまだまだ若手と言っていい年齢だ。
だが、評価は想像以上に高い。『Sky Bet』は新シーズンを前に『プレミアリーグ指揮官ランキング』なるものを作成。これはユーザーからの投票で決まるランキングとなっているのだが、そこでエドワーズは8位に入っている。

1位は誰もが納得のマンチェスター・シティ指揮官ジョゼップ・グアルディオラで得票率は23.7%、2位はリヴァプールのユルゲン・クロップ(13.3%)、3位はニューカッスルのエディ・ハウ(9.6%)、4位はブレントフォードのトーマス・フランク(7.2%)、5位はブライトンのロベルト・デ・ゼルビ(6.8%)と続く。

そこでエドワーズは3.8%の票を得ており、これはアーセナル指揮官ミケル・アルテタと同数になっている。マンチェスター・ユナイテッド指揮官エリック・テン・ハーグよりも上となっており(2.4%)、なかなか興味深い結果だ。

このランキングはチームの選手層や資金力を度外視したものとなっていて、純粋に指揮官としての手腕だけで評価したランキングだ。エドワーズがこれだけの評価を得ているのはサプライズでもあるが、新シーズンにその手腕を証明できるか。

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