ナバスが来てからわずか“1勝” レアル、PSGの元守護神もN・フォレストの特効薬とはならず

デビュー戦以降は勝利を味わうことができていない photo/Getty Images

プレミアリーグ初挑戦のナバス

もう少し良い未来を思い描いていたのではないか。現在プレミアリーグ14位につけているノッティンガム・フォレストは1月の移籍市場でGKケイロル・ナバスを獲得したが、彼がゴールマウスを守るようになってからも思うように勝ち点を伸ばすことができていない。

1月にGKディーン・ヘンダーソンが負傷離脱したため、パリ・サンジェルマンからナバスをローンで獲得したN・フォレスト。PSGではGKジャンルイジ・ドンナルンマの陰に隠れていたナバスだが、新天地でのデビュー戦となった先月5日のリーズ・ユナイテッド戦ではいきなり1-0の勝利に貢献。危ないシーンをきっちりと凌ぎ、計4つのセーブを記録した。

ところがN・フォレストはそのリーズ戦後から4試合未勝利となってしまっている。2位マンチェスター・シティを相手に1-1で引き分けるなど健闘した試合もあったが、先月26日のウェストハム・ユナイテッド戦では4-0の大敗。スペイン『AS』のアルゼンチン版は、「ナバスだけの責任ではないが、彼の存在が期待されたほどN・フォレストの改善に役立っていないことも確かだ」とやや厳しい意見を伝えている。
現在勝ち点26のN・フォレストは、降格圏に沈む18位エヴァートンとの勝ち点差がわずかに4であり、もう少し成績を上げていかなければ残留も危うくなってくる。失点数44は最下位ボーンマス(51失点)に次ぐワースト2位の数字であり、経験豊富なベテラン・ナバスを中心にもう少し守備を改善していく必要があるだろう(データは『SofaScore』より)。

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