浦和を支える大黒柱はPK成功率“100%” 左だけではないショルツの職人芸

結果を残したショルツ photo/Getty Images

チームの今季初ゴールに

浦和レッズはJ1第3節でセレッソ大阪と対戦。20年ぶりとなる駒場スタジアムでのホーム開幕戦を2-1で勝利した。貴重な同点ゴールとなるPKを決めたのが、アレクサンダー・ショルツだ。

今試合もショルツは4バックのセンターバックで先発出場。マリウス・ホイブラーテンとともに強固な守備で、C大阪の攻撃陣を封じるものの、前半には為田大貴の折り返しを岩尾憲がクリアしきれずオウンゴールを献上して1点ビハインドとなる。

しかし後半に酒井宏樹のスルーパスに抜け出した興梠慎三が倒されてPKを獲得。キッカーのショルツは右に流し込んでゴールを決めた。ショルツのPKといえば、左隅に蹴ることが多く、昨季もPKから5ゴールをゲットしたがすべて左だった。しかし今季初得点は右に蹴り込み、しっかりと仕留めたのだ。
昨季はAFCチャンピオンズリーグで右に蹴るところを見せたショルツ。キム・ジンヒョンも左に飛んでいたように確実にケアをされていた部分だろう。それでも右に蹴ることで相手を惑わし、左へと決めやすくなる。浦和で一度もPKを外していない職人は、安定したキックを見せている。

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