プレミア勢驚異の“10億ユーロ超え” 今夏も市場を支配する札束攻勢

マンCに加わったグリーリッシュ photo/Getty Images

CLをも支配するか

超積極補強はチャンピオンズリーグ制覇に繋がるだろうか。今夏も移籍市場で積極的なのはイングランド勢だ。

マンチェスター・シティはアストン・ヴィラからMFジャック・グリーリッシュを1億ポンドもかけて獲得し、マンチェスター・ユナイテッドもFWジェイドン・サンチョ、DFラファエル・ヴァランと大物を補強。

アーセナルもMFマルティン・ウーデゴーの獲得をまとめるなど、上位復帰へ補強は積極的だ。
チェルシーは9750万ポンドの資金を投じてインテルからFWロメル・ルカクを獲得。プレミア制覇はもちろん、昨季に続くチャンピオンズリーグ連覇を狙うだけの戦力は整っている。

ルカクもチェルシーへ photo/Getty Images

昨季に続いてCL支配を

8月20日時点での動きをまとめると、イングランドのクラブは今夏の市場で計10億2000万ユーロも投じている。

これはセリエA(4億4660万ユーロ)、ブンデスリーガ(3億4030万ユーロ)、リーガ ・エスパニョーラ(1億5230万ユーロ)を大きく上回る。

SNS上では「スーパーリーグ構想なんて必要ない。プレミアこそスーパーリーグだ」なんて意見も出ているが、補強に投じている資金は圧倒的だ。

今夏はスペイン勢が静かなこともあり、市場の主役はプレミア勢となった。果たしてこの金額差がチャンピオンズリーグの戦いにどう影響してくるのか。プレミア勢としては今季もチャンピオンズリーグを支配したいところだろう(数字は『ESPN』より)。

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