ようやく日の目を浴びることになる? 24歳となったブラジル代表FWの挑戦

誰も来なければジェズスがファーストチョイスとなるか photo/Getty Images

アグエロの後釜はジェズスなのか

セルヒオ・アグエロの後釜としてハリー・ケイン獲得を目指しているマンチェスター・シティ。しかし、クラブ間での移籍金の相違から交渉がまとまっておらず、移籍期間が終盤に差し掛かった今でも交渉は続いているようだ。

ここで新たに噂の上がったストライカーがフィオレンティーナのFWドゥシャン・ヴラホビッチだ。21歳と若く、昨季はイタリアで21ゴールを挙げるなど、実績にある選手だ。移籍金としては約100億円とされており、ケインより安いと考えれば、獲得できる選手である。しかし、これまでの実績を考えても、失敗のリスクが大きく難しい判断となる。

であれば、既存戦力に期待するのも悪くない。フェラン・トーレス、リアム・デラップと若い世代は育ってきており、なによりガブリエウ・ジェズスは昨季成長を見せている。最終節のエヴァートン戦では動き出しやキープ力、得点力と高いパフォーマンスを披露しており、悪くない出来であった。

また、先日行われたスパーズ戦では途中交代でピッチに立っており、まずまずな存在感を発揮している。指揮官であるジョゼップ・グアルディオラはトーレスの9番に期待しているようだが、レスター戦、スパーズ戦と結果を出せておらず、2節のノリッジ・シティ戦ではジェズスにチャンスを与えてみるのも悪くないだろう。

アグエロの存在や偽9番の影響からベンチを温めることが多かったジェズス。2017年から在籍するクラブでようやく自身にチャンスが回ってくる可能性があるが、どこまでものにできるかは本人次第だ。

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