「トッププレイヤーになるためのポテンシャルがある」 ランパードの8番を背負うバークリーにかかる期待

チェルシー行きを選択したバークリー photo/Getty Images

チェルシーに欠けていた攻撃的MFが加わる

5日、チェルシーはエヴァートンからMFロス・バークリーを獲得したことを発表した。バークリーにはフランク・ランパード氏の背負った8番が与えられることになり、期待の大きさがよく分かる。

英『sky SPORT』によると、かつてイングランド代表やヴォルフスブルクを指揮したスティーブ・マクラーレンはバークリーの獲得がチェルシーにとって大きなプラスになると主張しており、チェルシーの中盤に欠けていた得点力を加えてくれるはずとバークリーの能力に太鼓判を押している。

「バークリーにとってもチェルシーにとっても良い移籍だと思う。トッププレイヤーになるために必要な規律などをコンテが植え付けるだろう。バークリーには真のトッププレイヤーになるためのポテンシャルがある」
「チェルシーには攻撃的MFが欠けていると思う。バカヨコとファブレガスでは前線への攻め上がりの点において脅威が不十分だ。フィニッシュに絡めるMFが欠けているが、バークリーはそれができる。カンテの前にファブレガスとバークリーが入れば中盤に得点力が加わって脅威になるだろうし、良いトリオだ」

マクラーレンはバークリーを優秀な選手と認めているが、時折気の抜けたようなプレイをすることもあったと指摘している。それがコンテによって改善されれば、一回り大きく成長できるのではないかとの考えだ。

昨夏に獲得したMFティエムエ・バカヨコは攻撃面に問題があると指摘を受けていただけに、バークリーの攻撃力はチームにとっても大きい。現在は故障の影響でプレイできていないが、ランパード氏の背負った8番にふさわしい選手に成長してくれることに期待だ。

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