[移籍]高木俊幸、浦和からC大阪へ完全移籍「新たな環境でチャレンジする必要がある」

C大阪への移籍が発表された高木 photo/Getty Images

成長するために移籍を決断

セレッソ大阪は5日、浦和レッズからFW高木俊幸が完全移籍で加入することになったと発表した。

現在26歳の高木は東京ヴェルディの下部組織出身で、2009年にユースチームに所属しなからJ2デビューを飾ると、翌2010年にはプロ契約を結んだ。そしてプロ1年目から出場機会を確保し、リーグ戦25試合に出場している。その後、2011年から清水エスパルスで4年間プレイし、2015年に浦和へ加入した。3年目となる2017シーズンは公式戦23試合に出場しており、アジア制覇を経験。9月に行われたAFCチャンピオンズリーグ・準々決勝2ndレグの川崎フロンターレ戦では、3点差のとなった2戦合計スコアをひっくり返す決勝ゴールを決めていた。

そんな高木は浦和の公式サイトを通じて「このたび、セレッソ大阪に移籍することになりました。レッズでの3年間はなかなか継続して出場できず、もどかしい部分もありましたが、みなさんと勝ち獲ったルヴァンカップ、ACLは、自分にとってかけがえのないものです」と述べた上で「レッズに来て、ファン・サポーターのみなさんの偉大さ、存在の大きさをあらためて知ることができました。ただ、選手として成長するためには、もう一度、新たな環境でチャレンジする必要があると感じ、今回、移籍を決断いたしました。3年間でしたが、浦和レッズの一員としてプレイできたことを誇りに思います。ありがとうございました」と感謝の意などを綴っている。
一方、新天地であるC大阪の公式サイトでは「自分にとっては新しいチャレンジの機会となりますが、チームの力になれるように頑張ります。昨シーズン、セレッソはルヴァンと天皇杯の2冠を達成しているので、ACL、リーグのタイトル獲得へ向けて貢献できるように全力でプレイします。応援よろしくお願いします」と意気込みを語った。

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