昨年は招集外も経験したが……
2018ロシアワールドカップ開幕が徐々に近づいてきているが、このタイミングでメキシコ版『MARCA』はメキシコ1部のリーガMXでプレイする外国人選手の中でワールドカップに出場するであろう選手を5名リストアップしている。その中の1人にはパチューカに所属するMF本田圭佑の名前も入っているのだ。
本田は昨夏にパチューカ移籍を選択したが、それまで所属していたミランでは出場機会がほとんどなかった。そのため試合勘も鈍り、ついには日本代表メンバーから外れることになった。11月の欧州遠征にも招集されなかったため、世界でも驚きの声が挙がった。しかしパチューカでは徐々にコンディションを取り戻し、昨年12月に行われたクラブワールドカップでも攻撃の中心としてチームを牽引。ミランでベンチを温めていた頃に比べて明らかに状態はよくなっている。
同メディアは2010南アフリカ大会、2014ブラジル大会を経験している本田はロシアにも確実に行けるはずと見ており、まだまだ日本代表の中心的選手と捉えられているようだ。今のパフォーマンスを継続できればメンバーにも入れないという事態は想像しにくいものがある。
同メディアは他にマンチェスター・ユナイテッドで出場機会を失うGKセルヒオ・ロメロに代わるアルゼンチン代表の守護神候補としてティグレスに所属するナウエル・グスマン、モンテレイで27試合16得点と爆発し、昨年コロンビア代表に初招集された30歳のFWアビレス・ウルタド、モナルカス・モレリアのセンターフォワードを務め、ペルー代表ではパオロ・ゲレーロのバックアッパーを務めてきたラウル・ルイディアス、南米予選ではベンチスタートも多かったが、ベテランとしてウルグアイ代表を支えたモンテレイMFカルロス・サンチェスを紹介している。
本田はリーガMXからワールドカップに向かうであろう外国人選手の1人と考えられているが、ロシアで3度目の出場となるのか。リーガMXを代表する外国人選手として大きな注目を集めている。