ルカク、アグエロをも凌ぐ得点率 世界に通用するFW岡崎慎司への称賛止まらない!

レスターで大暴れの岡崎 photo/Getty Images

今季は献身性だけじゃない

レスター・シティ所属の日本代表FW岡崎慎司への称賛が止まらない。

岡崎は13日のサウサンプトン戦で2得点を記録し、リーグ戦での得点数を6に伸ばした。昨季まで岡崎を評価する材料は献身性、FWながらタックルが上手いなど守備面に関するものが多かったが、今季はストライカーとしても確かな評価を受けている。

地元紙『Leicester Mercury』も改めて岡崎を絶賛している。岡崎は今季開幕から順調に得点を重ねたものの、クレイグ・シェイクスピアに代わって指揮官に就任したクロード・ピュエルは岡崎を何度かスタメンから外している。代わりに若いデマライ・グレイらのプレイタイムが増えることになったが、そうしたテストもそろそろ終わりでいいだろう。ピュエルも岡崎の重要性に改めて気付いたはずだ。
同メディアによれば岡崎はピュエルとの関係について、「監督はここに来るまで僕のスタイルを知らなかったですけど、今は分かってくれていますし、より信用してくれています。監督からの信頼を感じますし、良い状態にあると感じています」とコメントしている。岡崎がどれほどの選手なのかピュエルも手探りだったのだろうが、そのテスト期間で岡崎はしっかりと結果を出してみせた。

また、ピュエルの下でプレイタイムが限定されたこともあり、現在の岡崎は驚異的な記録を持っている。何と現在は全てのコンペティションを含め107分に1点のペースでネットを揺らしているのだ。これはマンチェスター・シティのセルヒオ・アグエロ、ガブリエウ・ジェズス、マンチェスター・ユナイテッドのロメル・ルカクよりも良い数字で、これより上はトッテナムのハリー・ケインとリヴァプールのモハメド・サラーのみだ。

もちろん彼らが岡崎よりプレイタイムが長く、チャンピオンズリーグなどハイレベルなコンペティションでプレイしていることも忘れてはならない。しかし、あくまで中堅クラブのレスターでプレイする岡崎がこれだけの数字を残しているのは見事だ。プレミア制覇を果たした2015-16シーズンの岡崎も見事な働きだったが、今季はこれまでの海外生活を含めベストシーズンを過ごしていると言えるのではないだろうか。

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