マンUはエジルをトップ下にすべき 米メディアはベストな移籍先と主張

去就が注目されるエジル photo/Getty Images

現在はリンガードをトップ下に置いているが……

ここ最近のマンチェスター・ユナイテッドは、トップ下の位置にジェシー・リンガードを入れるケースが増えている。リンガードはスピードあるアタッカーだが、ジョゼ・モウリーニョ率いる今のチームでは豊富な運動量を活かして攻守に走り回る役割を任されている。守備では中盤まで下がってプレスをかけ、ボールを奪い返せばカウンターの出発点として前線へ駆け上がっていく。純粋な司令塔ではなく、攻守に走り回るスタイルのトップ下になっていることから、クラブOBのパク・チソンと重ねる声もあるほどだ。

リンガードのパフォーマンスはチームに大きな影響を与えており、アーセナルをお得意のカウンターで沈めるなど戦術的に機能している部分は多い。しかし米『ESPN』は、別のオプションとして司令塔の選手も必要だと主張。今冬、あるいは今季終了後にアーセナルMFメスト・エジルを加えるべきとの見解を示している。

エジルは来夏で契約が満了となるため、その去就に以前から注目が集まっている。モウリーニョがレアル・マドリードでエジルを指導していたこともあってマンUが獲得に動くのではないかとも言われているが、同メディアは今のマンUにエジルのような選手が欠けていると捉えている。
ヘンリク・ムヒタリアンは構想外になりつつあり、リンガードも純粋な司令塔ではない。レフティーのチャンスメイカーではファン・マタもいるが、同メディアはエジルの方がクオリティが高いと評価しており、トップ下の位置を任せるに最適な選手と考えている。

エジルには複数のクラブが興味を示しているようだが、本人はイングランドでのプレイを希望しているという。同メディアはマンチェスター・シティにはダビド・シルバ、チェルシーにはエデン・アザールと10番タイプ
がいて、リヴァプールのスタイルには合っていないと主張し、マンUこそベストな移籍先との考えを示している。エジルが加わればチャンスメイクの質が高まるのは間違いないが、マンUにエジルは必要か。

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