イタリアを復活させるのは誰だ
13日に行われたスウェーデン代表との2018ロシアワールドカップ欧州プレーオフに勝利できなかったイタリア代表は、2戦合計0-1で敗れてワールドカップ本大会出場を逃した。実に60年ぶりの悲劇となったわけだが、ここからイタリアサッカー界を立て直してくれるのは誰なのか。
英『Daily Star』によると、かつてインテルで活躍したジュゼッペ・ペルゴミ氏は現在マンチェスター・ユナイテッドを指揮するジョゼ・モウリーニョに務めてほしいと願っているようだ。
同氏は「指揮官にはモウリーニョが正しい人物の1人だと思う。我々は偉大なる指揮官が必要なんだ」とコメントしており、世界を代表する名将の1人であるモウリーニョ就任に望みをかけている。もちろん実現する可能性は高くないが、イタリアをもう1度世界のトップに押し上げるにはとてつもない劇薬が必要ということなのだろう。
モウリーニョはクラブではタイトルを複数獲得しているが、代表での実績はない。これまでにもイングランド代表、母国ポルトガル代表を率いてほしいとの意見も出ていたが、インテル時代にイタリアサッカーの環境を見ているモウリーニョならばイタリア代表でもスムーズにフィットするかもしれない。
モウリーニョのサッカーは手堅いが、時間をかければワールドカップ出場権を逃すなどというミスは起こさないだろう。またペルゴミ氏は他の希望者としてロベルト・マンチーニの名前を挙げており、かつてセリエAで実績を残した優秀な指揮官にやってほしいと考えているようだ。