昨季に続いて、今季もプレミアリーグで苦戦を強いられているマンチェスター・ユナイテッド。25試合消化した時点で9勝8分8敗の8位(暫定)に沈んでおり、4位チェルシーと勝ち点差「6」、5位シェフィールドと同「4」と、まだまだ射程圏内ではあるものの、来季のチャンピオンズリーグおよび、ヨーロッパリーグ出場に黄色信号が灯っている。
こういった状況もあり、最終的にどんな形で今季を終えようとも、マンUにとって夏の補強は必須事項だろう。そんな中、英『Mirror』が「マンチェスター・ユナイテッドがサインする可能性が最も高い選手」を紹介。クラブのCEOを務めるエド・ウッドワード氏の「我々の採用プロセスは、次の夏の移籍市場を視野に入れて、シーズン中の選手の分析や選別に焦点を当てている。チーム再建の一環として、この夏な重要な機会だと考えている」といったコメントともに、5名の選手を取り上げている。
いずれも以前からマンUが興味を示していることが伝えられたり、今冬にオファーを出したと報じられたりしていた若き逸材たちで、今夏も彼らに対して引き続きアプローチしていくこととなりそうだ。MFジャック・グリーリッシュ(アストン・ヴィラ)、MFジェイムズ・マディソン(レスター・シティ)、MFドニー・ファン・デ・ベーク(アヤックス)、MFジェイドン・サンチョ(ボルシア・ドルトムント)、MFジュード・ベリングハム(バーミンガム)の名前が挙がっていた。
同メディアによると、必要な資金を考えると5つの取引全てを完了させる可能性は少ないが、少なくともマンUは今夏に3つの新たな契約を結ぶことを予定しているとのことだ。さらに、今季終了後のポール・ポグバの去就次第では、チームのクオリティをアップさせる必要があり、同選手の移籍で得たお金を補強の追加資金に回す可能性もあるという。
近年の移籍市場では、なかなか交渉が進まず補強に苦しめられてきたマンUだが、今夏はすんなり選手を獲得することができるのか。今後の動向にも注目だ。
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