南米王者にチャンスを与えず
現地時間16日にFIFAクラブワールドカップの決勝戦が行われ、欧州王者のレアル・マドリードが南米王者のグレミオと対戦した。
試合序盤から互いに球際で激しい攻防を繰り広げる展開に。時間の経過とともにレアルがボール支配率を高めたものの、自陣でブロックを敷くグレミオの守備を崩せない。37分にはロナウドが相手GKと1対1になりかけたが、DFジェロメウをはじめとする守備陣が巧みにシュートコースを消して得点を許さず。両チーム無得点で前半を終える。
後半開始以降も膠着状態が続いたが、この状況をレアルの主砲ロナウドが打開する。53分に敵陣ペナルティエリア付近でフリーキックを得ると、同選手が低弾道の強烈なシュートを放ち、ゴールを陥れた。
先制点を奪われたことで攻勢を強めたグレミオだが、最終ラインを下げ始めたレアルの守備に手を焼くことに。65分にはモドリッチにポスト直撃のミドルシュートを放たれるなど、逆にカウンターを浴びる場面も散見された。グレミオのガウショ監督はジャエウ、エベルトン、マイコンを投入して局面打開を図ったものの、相手に傾いた試合の流れを引き寄せるには至らず。試合はこのまま終了。レアルが昨季を彷彿とさせる落ち着いた試合運びを見せ、同大会連覇を達成した。
[メンバー]
R・マドリード:ナバス、カルバハル、S・ラモス、ヴァラン、マルセロ、モドリッチ、カゼミロ、クロース、イスコ(→バスケス 72)、ベンゼマ(→ベイル 79)、ロナウド
グレミオ:グロイ、エジウソン、ジェロメウ、カンネマン、コルテース、ミチェル(→マイコン 84)、ラミロ(→エベルトン 70)、ジャイルソン、L・ヴィエイラ、バリオス(→ジャエウ 63)、フェルナンジーニョ
[スコア]
R・マドリード 1-0 グレミオ
[得点者]
R・マドリード:ロナウド(53)
参照元:youtube