名手カシージャスがプレミアへ 移籍先の最有力候補は……

17日に行われたCLで先発を外されたカシージャス photo/Getty Images

引く手あまたの状況に

2015年にレアル・マドリードからポルトに移籍したGKイケル・カシージャス。今季限りで現行契約が満了となる同選手だが、クラブの赤字経営を取り締まるファイナンシャル・フェアプレイ制度の遵守のため、同クラブが来年1月の同選手の放出を画策していることが各メディアで報じられるなど、去就が不透明な状況となっている。

こうした状況のなか、リヴァプールとニューカッスルが同選手の移籍先候補に浮上したことが米『ESPN』や英『THE Sun』で話題に。安定感の無さが目立つシモン・ミニョレやロリス・カリウスに見切りをつけたリヴァプールの首脳陣がカシージャスをリストアップしたほか、正GKを務めるロバート・エリオット以下の選手層が薄いニューカッスルのラファエル・ベニテス監督が同選手の獲得に乗り出したという見解が併せて示された。

17日に行われたUEFAチャンピオンズリーグのグループステージ第3節(ライプツィヒ戦)で突然先発から外されたカシージャス。合宿時の携帯電話の使いすぎに対する懲戒であることが各メディアで報じられていた同選手だが、セルジオ・コンセイソン監督が「技術的な理由によるメンバー選考」であることを強調したことから、一連の報道の信憑性が揺らいでいる。先発落ちの事実に対し、自身のSNSを通じて失望感を綴った同選手だが、早くもポルト退団にむけて動き出すのだろうか。引き続き同選手の動向から目が離せない。

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