攻撃で押し切るのはユヴェントスらしくない? バルザッリ「最終ラインはもっと集中しないと」

ユヴェントスのバルザッリ photo/Getty Images

今季は失点が目立つユヴェントス

ユヴェントスはいつからこんなド派手なサッカーをするようになったのか。今季のチームは爆発的な攻撃力で相手をねじ伏せる試合が多くなっている。攻撃力がアップしたのは嬉しい話だが、その一方で堅かったはずの守備陣があっさり失点を許すケースも目につく。

伊『sky SPORTS Italia』によると、ベテランDFアンドレア・バルザッリも守備に問題があると感じているようだ。

「10節が終了した段階で攻撃は非常に上手くやっているけど、最終ラインはもっと集中しないとね。監督が怒るのは自然なことだ。近年のユヴェントスは常に堅い守備を見せていて、多くのクリーンシートを達成して勝利していたからね。集中の欠如があるのは腹立たしいことだし、僕たちは改善する必要がある」
ここまでユヴェントスは開幕10試合で31得点を記録しており、これは驚異の破壊力を誇るナポリをも上回ってリーグトップの数字だ。しかし失点は二桁の10に達しており、首位ナポリと2位インテルは7失点に留めている。これはユヴェントスにとって納得できる数字ではない。

リーグ戦では9月26日のトリノ戦以降クリーンシートがなく、今季はリードを守り切れない場面も目につく。チャンピオンズリーグではバルセロナにも0-3で敗れるなど、守備に不安があるのは明らかだ。
一部ではバルザッリを筆頭にベテラン守備陣に衰えがきているとも指摘されており、何か解決策を見つけなければ悲願のチャンピオンズリーグ制覇を果たすのは難しいだろう。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.292 最強ボランチは誰だ

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:海外サッカー

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ