ケインはバロンドールをも狙えるか 今季のUCLが1つのテストに

トッテナムのケイン photo/Getty Images

英メディアは得点力を大絶賛

チャンピオンズリーグの舞台でも変わることなく得点を量産できるのか。これはワールドクラスのストライカーになるうえで欠かせない要素だ。そのミッションに今季チャレンジするのがトッテナムFWハリー・ケインだ。

トッテナムは昨季もチャンピオンズリーグに出場しているが、ケインはそこで2得点に留まった。チームもグループステージで敗退し、ヨーロッパリーグに回っている。今季こそはとの思いもあるはずだが、そのトッテナムは13日に行われたグループステージ第1節のドルトムント戦に3-1と勝利し、ケインも2ゴールと大暴れだった。今季はケインもチームもチャンピオンズリーグの舞台で躍進してほしいところ。

英『BBC』も2得点のケインを高く評価しており、将来的にバロンドールを獲得できるのではないかとまで主張している。ケインは先日トッテナムでクラブ通算100得点を達成したが、169試合目での達成だった。これは177試合のネイマール、181試合のティエリ・アンリ氏、188試合のリオネル・メッシ、253試合のクリスティアーノ・ロナウドよりも速い。得点数をバロンドールの条件とするなら、ケインはこの条件をクリアする力を持っている。
解説を務めるフィル・ネビル氏は、「彼はレヴァンドフスキのようなワールドクラスの選手になるためにトッテナムを離れることも可能だ。もしスパーズがトップ4続きなら、それはケインにとって十分ではない。私はバロンドールにチャレンジできると思う。そのためにチャンピオンズリーグに挑戦しないといけないし、トッテナムのレベルによっては彼がレアル・マドリードやバルセロナ移籍を望むことになるだろうね」と語っており、移籍を選択すればバロンドールをも狙うことは可能との見方を示している。

まだ24歳と比較的若いことも大きな強みだが、ケインはバロンドールをも狙える選手なのか。今季のチャンピオンズリーグはそれを見極める1つのテストと言えるのではないだろうか。

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