今夏の移籍市場で注目を浴びているサンプドリアのチェコ代表FWパトリック・シックだが、ローマへの移籍で決着がつきそうだ。
ユヴェントスへの移籍が間近に迫るも、メディカルチェックで心臓に問題が見つかり、契約締結には至らなかったシック。その後も、インテルなど国内のいくつかのクラブが熱視線を送っており、再び今夏の去就話が浮上していた。
そして28日、ついに進展が。伊『PREMIUM SPORT』のインタビューに応じたサンプドリアの会長マッシモ・フェレーロ氏が「シックはもうローマの選手。移籍は残念だよ」とコメント。移籍の事実を認めた。ただ、フェレーロ氏は「ローマへの移籍は良かったと思う。彼も喜んでいるんじゃないかな。ローマが彼を大事にしてくれることを願っている」とも述べており、波瀾万丈だったシックの今夏の移籍劇がついに終わりを迎えることに、ホッとしているようであった。
さらに同日、伊『ITA Sport Press』など複数の伊メディアが「ローマ移籍で合意」と報じており、同選手の「僕は幸せだよ。ローマへの移籍は正しい選択だと思う」というコメントも伝えている。