中田英寿の”ペルージャ挑戦”はアジアを変えた AFCが選ぶ「欧州にインパクト残した移籍」

日本サッカー界のパイオニア 

日本サッカー界のパイオニア 

ローマ、ペルージャなどで活躍した中田 photo/Getty Images

近年はアジアの選手が欧州でプレイすることも珍しくなくなったが、それは道筋を作ってくれた偉大な選手たちがいたからこそだ。アジアはサッカーのレベルが低いと思われがちだったが、優秀なタレントがいることを証明してくれた選手たちがいるのだ。

今回AFC公式サイトは、欧州に渡ったアジア人選手の中から世界を驚かせるビッグインパクトを残した選手たちを数名ピックアップしている。彼らの移籍がその後の欧州挑戦への道筋を作ったのは間違いないだろう。

その1人として2015年夏にマインツからレスター・シティに移籍したFW岡崎慎司、1998年に今の湘南ベルマーレからイタリアのペルージャに移籍したMF中田英寿が選ばれている。
岡崎はチームのスーパースターというわけではなかったが、プレミアリーグで歴史に残る奇跡の優勝劇を体験。日本人選手はプレミアで結果を出すのが難しいとも言われたが、岡崎の活躍でそうした評価も少しは変わったはずだ。同サイトも奇跡のレスターで重要な役割を担ったと称えている。

中田はペルージャだけでなく、ローマ、パルマなどセリエAのクラブで活躍。ローマではスクデットも獲得しており、当時超ハイレベルだったセリエAでも日本人選手が通用することを証明してくれた存在だ。同サイトも「日本サッカーのパイオニア的存在」と呼ばれていると伝えており、中田は日本の後輩選手に欧州挑戦への道筋を作ってくれた。

他には1998年にドイツを代表する名門バイエルンに移籍した元イラン代表FWのアリ・ダエイ、イングランドの名門マンチェスター・ユナイテッドで主力として活躍した元韓国代表MFパク・チソンなどが選ばれている。

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