[日本代表]井手口が終了間際に超絶ミドル! 日本、北朝鮮の猛攻を凌ぎ辛勝[映像アリ]

決勝ゴールを挙げた井手口(写真右) photo/Getty Images

GK中村の好セーブも光る展開に

9日にEAFF E-1サッカー選手権が行われ、日本代表が朝鮮民主主義人民共和国代表(以下、北朝鮮代表)と対戦した。

立ち上がりから1トップの金崎を中心にハイプレスを敢行した日本代表。しだいにボール支配率を高めるが、[4-5-1]の布陣で守備を固める北朝鮮代表のブロックを切り崩せない。

対する北朝鮮代表はロングボールやサイドチェンジを駆使して日本代表のゴールに迫る。27分には縦パスに抜け出したキム・ユソンがペナルティエリア右隅の角度のない位置からシュートを放つ。GK中村が弾いた後のこぼれ球にリ・ヨンジがダイビングヘッドで反応するが、こちらのシュートも中村の守備範囲に収まった。日本代表はボールこそ支配したものの、効果的なパスワークは鳴りを潜め、前半を終える。
何とか局面を打開したい日本代表だが、前線や中盤のポジションチェンジが少なく、相手の守備陣を掻き回すには至らない。53分には北朝鮮代表に自陣右サイドを切り裂かれてパク・ミョンソンにポスト直撃のヘディングシュートを放たれたほか、69分にはチョン・イルグァンのヘディングシュートをGK中村がファインセーブで弾き出すなど、嫌な時間帯が続く。日本代表のハリルホジッチ監督は伊東、川又、阿部を投入して1点をもぎ取りにかかるが、後半アディショナルタイムの川又のヘディングシュートが相手GKリ・ミョングクの好セーブに阻まれるなど、苦しい展開に。このまま試合終了かと思われたが、ラストプレイで左サイドからのクロスを受けた今野がヘディングで後方にボールを逸らすと、このボールを受けた井手口がペナルティアーク付近から強烈なミドルシュートを放ち、ゴールを陥れた。日本代表は北朝鮮代表のロングボール主体の攻撃に苦しめられながらも、ワンチャンスをものにして貴重な勝利を収めている。

[メンバー]
日本代表:中村 航輔、室屋 成、谷口 彰悟、昌子 源、車屋 紳太郎、井手口 陽介、今野 泰幸、髙萩 洋次郎(→伊東 純也 55)、倉田 秋(→阿部 浩之 81)、金崎 夢生(→川又 堅碁 70)、 小林 悠

北朝鮮代表:リ・ミョングク、シム・ヒョンジン、チャン・グチョル、パク・ミョンソン(→アン・ビョンジュン 77)、カン・グチョル、リ・ヨンチョル、リ・ウンチョル、パク・ソンチョル(→カン・グッチョル 85)、リ・ヨンジ、チョン・イルグァン(→チャン・オクチョル 90+2)、キム・ユソン

[スコア]
日本代表 1-0 北朝鮮代表

[得点者]
日本代表:井手口 陽介(90+5)



参照元:Twitter

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