今季のプレミアリーグで優勝を成し遂げたチェルシー。来季の更なる躍進を期待されている同クラブだが、FWジエゴ・コスタがアントニオ・コンテ監督より戦力外を言い渡されたことが複数のメディアで報じられるなど、芳しくない話題も浮上している。
こうした状況のなか、同選手が自身に戦力外通告を突きつけたコンテ監督の振る舞いについて言及。対面という形をとらず、テキストメッセージ(メール)で前述の内容を伝えた同監督の行為に対し、不快感を露わにした。スペイン紙『MUNDO DEPORTIVO』が伝えている。
「物事が上手くいっていないことは明らかだ。チーム内にフェアな競争が存在するならここに残って戦うし、そうでなければ去る。それだけのことさ。彼(コンテ監督)には誰と契約を結ぶのかを決める権限が与えられているし、問題を抱えている選手を放出する権利だってある。それは理解しているんだ。ただ、相手に物事を伝えたり言うための方法はわきまえないといけない。僕が神に感謝したいのは、行くことができるチームに事欠かないということさ」
互いに遺恨を残したまま終結しつつある今回の騒動。かねてより選手の琴線に触れるコミュニケーション術に定評があるコンテ監督だが、今回ばかりは対応のしかたを間違えてしまったのかもしれない。