不振に喘ぐレアル
今季のリーガ・エスパニョーラ第6節終了時点で、3勝2分1敗の6位に留まっているレアル・マドリード(以下レアル)。同リーグのホームゲームで未だに勝利がないほか、現段階で首位バルセロナとの勝ち点差が7に開くなど、不振に喘いでいる。
こうした状況のなか、レアル側が同リーグの審判団の判定について不満を露わにしたことが、スペイン紙『MARCA』で明らかに。「スペインサッカー協会や審判による不当な先入観がレアルを苦しめている」という一文が同紙に掲載されたほか、同クラブが同協会にレフェリングの改善を求めたという見方が併せて報じられた。
今季のスーぺルコパ・デ・エスパーニャの1stレグでクリスティアーノ・ロナウドがシミュレーションによる退場(同試合2度目の警告)を命じられたほか、同リーグ開幕戦や第3節にセルヒオ・ラモスとマルセロが同じく退場を宣告されるなど、複数の試合で苦境に立たされているレアル。退場者や負傷者の続出によりベストメンバーが揃わない日々が続いているが、これ以上不振を長引かせないためにも、不必要な反則や異議で自らの首を絞めることは避けたいところだ。