U-20で臨んだ日本は敗北
U-23アジア選手権2018予選に出場している日本代表は、カンボジアで開催されたグループ最終戦の中国代表戦に1-2で敗れてしまった。これで日本はグループJで2位となってしまい、翌年の本大会に出場できるかどうかは他グループの結果次第となった。
この勝利を中国『新浪体育』も大きく取り上げている。同メディアは「グループ最強の日本を撃破した!」と伝えており、グループ首位になったことを喜んでいる。今大会に日本はさらに若いU-20の選手を送り込んでいるため、世代にズレがあるのは事実だ。それでも日本にとってショッキングな敗戦であることに変わりはない。
また、同メディアが注目したのはこの試合で先制点となるミドルシュートを決めた22歳のウェイ・シーハオだ。ウェイ・シーハオはポルトガルのボアヴィスタやフェイレンセ、レイジョンイスでプレイしてきた経験を持つ。そのシーハオは2014年にミャンマーでおこなわれたU-19アジア選手権でも日本相手にフリーキックからゴールを決めており、試合も中国が今回と同じ2-1のスコアで勝利している。
同メディアは「シーハオが日本を蹴散らしたのは初めてではない。3年間で2度日本を絶望させた」とシーハオの活躍を取り上げている。日本側はベストメンバーを揃えていなかったものの、アジアで痛い敗北を喫することとなってしまった。