華々しいキャリアの代償で入院や車椅子生活も ファーディナンドが明かした現役引退後の苦悩

流血しながらも闘志を見せるファーディナンド氏 photo/Getty Images

“命”を削りながら戦ってきた

かつてマンチェスター・ユナイテッドなどで活躍した元イングランド代表DFリオ・ファーディナンド氏が、引退後の苦悩について口を開いた。

現在47歳のファーディナンド氏は、イングランド代表として81キャップを記録しているほか、3度のW杯に参加。また、クラブではプレミアリーグ通算出場数が「500」を超えており、ユナイテッド時代には6度のリーグ制覇に加え、2007-08シーズンには欧州制覇も経験している。闘志溢れるプレイで多くのファンを魅了した、まさにサッカー界のレジェンドだ。

非常に華々しいキャリアである。これだけ見れば誰しもが羨む人生だが、その華々しさや輝かしさの裏には、計り知れない代償もあるのかもしれない。英『Mirror』によると、引退から10年以上もの時が経っているファーディナンド氏が、このような胸の内を告白したという。
「長い間、腰痛に悩まされている。現役時代に負った怪我もあって……試合に出るために6年間、薬を飲んだり、注射を打ったりしていたからね。それが影響しているんだと思う。腰がひどい時は数日間入院したり、数日間車椅子での生活を強いられたりするんだ。信じられないかもしれないが、突然襲ってくるんだよ」

以前、元アルゼンチン代表FWガブリエル・バティストゥータ氏も現役時代に酷使した膝の影響で歩行が困難。引退したあとも「足を切り落としてほしい」と思うほどの痛みに悩まされていたことを明かしていた。

大事な一戦を前に「命をかけて戦う」や「全てを捧げる」などと口にする選手もいるが、実際に彼らは使命を果たすために自身の“命”を削りながら戦っている。多くのスポーツ選手に言えることかもしれない。一方で、だからこそ見る者を熱狂させたり、感動させることができるのであろう。

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