「バルサへの扉は閉ざされたと思っていた」 フェルミン・ロペスが挫折の経験を告白

バルセロナでプレイするフェルミン・ロペス photo/Getty Images

今季も勝利に貢献する22歳

今季のバルセロナは現在リーグ戦でレアル・マドリードに4ポイント差をつけて首位に立っている。負傷者が続出した中で、現在の勝ち点を積み上げられたのはフェルミン・ロペスの奮闘が大きな理由の一つと言えるだろう。今季はここまで4ゴール4アシストを記録しておりクラブで存在感を示してきた。

今ではバルセロナで欠かせない存在となったスペイン代表の22歳だが、19歳だった2022-2023年シーズンにスペインの3部リーグに所属するリナレスへのローン移籍を経験したとき、挫折が自身の中でがあったことを『Brands&Players』の取材で告白している。

「リナレスへの移籍?(当時の実力で考えると)ステップダウンだとは思わなかったが、バルサへの扉が閉ざされた、自分の選手としてのキャリアが終わったと確かに思っていたね」
それでも「リナレスから来たときは、バルサでプレイすることはもうないと思っていたが、サッカーに専念することはできると考えた」として、この移籍を前向きに捉えたという。1シーズンのローン移籍を経験後、当時のバルセロナの指揮官であるシャビ・エルナンデスから見出されてバルセロナのトップチームデビュー。そこから現在の立場を確立してきた。

「そこで、リナレスで戦い抜いた。選手としても人間としても大きく成長し、バルセロナに戻った時はやる気に満ちていた。そしてプレシーズンを活かし、トップチームに残ることができたよ」

「当時、僕はラ・マシアを離れ、自分の快適な場所から離れた。それが僕を大きく成長させ、成熟させた。リナレスで過ごしたあの時間がなければ、今の結果は達成できなかっただろうね」

バルセロナに復帰してからのフェルミン・ロペスは順調にも見えるが、名門の中盤は激戦区だ。ペドリが不動の存在として君臨し、フレンキー・デ・ヨング、ダニ・オルモに加えて現在負傷中のガビの存在、そして最近ではラミン・ヤマルを本来の右WGではなくトップ下で起用するオプションも試されている。それでもフェルミン・ロペスは「自分が所属しているクラブのことはよく知っている。求められることは重大で、常に最高のレベルでいなければならない」と強い決意を語った。

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