下着の色で一発レッド⁉ インドサッカーで試合前にキャプテンが審判と口論し退場処分

試合前にキャプテンが退場(画像はイメージ) Photo/Getty Images

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前代未聞の出来事

サッカー界で前代未聞の出来事がインドのスーパーカップ準決勝で起こった。FCゴアのキャプテンであるイケル・グアロチェナが、試合開始前に退場を命じられたのだ。大きな要因は審判と口論になったからとされているが、その発端は規則に反する色の下着を着用していたためだったと『MARCA』は伝えている。

FCゴアとムンバイ・シティの試合前に選手たちがフィールドに出る準備をしているときに事件は起こった。審判がグアロチェナの下着の色が規定に反すると指摘。これは決してインド特有のルールではなく、日本のJFAやイングランドのFAでもアンダーショーツやタイツはショーツと同色と定められており、通常は選手が速やかに着替えることで解決されるべき小さな問題であった。しかしそれがグアロチェナと審判が口論となり、試合開始前に退場処分が下されたという。

FCゴアの監督マノロ・マルケスは「審判が彼に着替えるよう指示するのを見て、そこで解決すると思っていた。それからピッチに歩いて行ったら、2分後に誰かが来て、イケルが退場になったと知らされた」と驚いた様子で語り、「そんなことでレッドカードを出すのはやりすぎだと思うが、私たちにはどうすることもできない」と付け加えている。
退場処分はキックオフ前のためFCゴアは別の選手を代わりに出して11人で試合を開始。そして2‐1で勝利をおさめたことでFCゴアは決勝進出を果たした。しかし、キャプテンのイケル・グアロチェナは出場停止処分を受けたため決勝戦に出ることはできない。世界的に見ても前例のないトラブルによってクラブにとって大きな痛手を受けることとなってしまった。

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