「今も我々は強い代表チームだと思っている」 イタリアのレジェンドGKブッフォンが信じるアズーリの可能性

ブッフォンはエスポジトのことも称賛 photo/Getty Images

欧州予選POを勝ち抜くだけの戦力はあるはず

2026W杯欧州予選のグループIでノルウェー代表に連敗を喫し、グループ2位でプレイオフへ回ることになったイタリア代表。2006年のドイツ大会を制したところから思えば、今のイタリア代表はタレントも小粒になった印象だ。

しかし、2006年の優勝メンバーであるレジェンドGKジャンルイジ・ブッフォンはまだまだ優秀な選手が揃っていると主張している。現在ブッフォンはイタリア代表のチームコーディネーターを務めているが、今でもトップクラスのタレントが数名はいるとの考えだ。

「今も我々は強い代表チームだと思っている。6、7人はハイレベルな選手が揃っている。難しいのは、個々の選手が安心して100%のパフォーマンスを発揮できるバランスを見つけることにある。イタリアの場合はGKがここ数年継続してレベルが高い」

「エスポジトにも感銘を受けたよ。彼の考え方、姿勢、向上心は素晴らしい。彼の年齢であれだけの資質を持つ選手は多くないよ。タイプ的にはルカ・トーニを思わせる」(『Football Italia』より)。

GKに関してはマンチェスター・シティのジャンルイジ・ドンナルンマ、トッテナムのグリエルモ・ヴィカーリオを筆頭に優秀な選手が揃う。

中盤のニューカッスルMFサンドロ・トナーリ、アーセナルで好パフォーマンスを続けているDFリッカルド・カラフィオーリもハードワークできる実力者だ。

3大会連続での欧州予選敗退は避けなければならないが、イタリアはプレイオフを勝ち抜けるだろうか。プレイオフ出場チームの中では1、2を争うタレント集団であることは事実で、プレイオフ敗退は許されない。


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