W杯を自宅で見ることになった「9000万ユーロの男」 出場権を逃した“高額スター軍団”が凄すぎると話題に

ジョージア代表のクヴァラツヘリア photo/Getty Images

タレント軍団

スウェーデン代表のアレクサンダー・イサクが、来年のW杯出場権を懸けてプレイオフに臨む状況となっている。市場価値1億4000万ユーロを誇るストライカーであっても、本大会を“自宅観戦”する可能性は残されている。しかし『Transfermarkt』がまとめたデータによれば、すでにW杯出場を逃したスター選手たちの顔ぶれがあまりに豪華だと話題になっている。

その中で最も高額なのは、ジョージア代表フビチャ・クヴァラツへリアの9000万ユーロだ。2024年のEUROで決勝トーナメント進出を果たしたジョージアだったが、今回は予選を勝ち抜くことができなかった。また、ハンガリーのドミニク・ソボスライ(8500万ユーロ)もアイルランドとポルトガルに次ぐ3位でグループを終えて脱落し、スロベニア代表のベンジャミン・セスコ(7000万ユーロ)も同じ道を辿った。

アフリカ勢では、ナイジェリアのヴィクター・オシムヘンが7500万ユーロもの評価額を維持しながらも、スーパーイーグルスは予選決勝でPK戦の末にコンゴ民主共和国へ敗れ出場を逃した。さらに、カメルーンのブライアン・エンベウモ(7000万ユーロ)やカルロス・バレバ(6000万ユーロ)も続けて姿を消す結果となっている。

イサクを含む一部の欧州勢はプレイオフで望みをつなぐが、イタリアのアレッサンドロ・バストーニ(8000万ユーロ)やニコロ・バレッラ(6500万ユーロ)、トルコのケナン・ユルディズ(7500万ユーロ)とアルダ・ギュレル(6000万ユーロ)、デンマークのモルテン・ヒュルマンド(5000万ユーロ)、スウェーデンのヴィクトル・ギェケレシュ(7500万ユーロ)、デヤン・クルゼフスキ(5000万ユーロ)らの未来は、来年3月のプレイオフが終了するまで不透明なままだ。

巨額の市場価値を備えたスターであってもW杯出場は保証されない。その残酷さこそが、代表サッカーが秘めるリアリティだと改めて感じさせる。

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