今のラ・リーガで最も安定しているのはアトレティコ 今夜バルセロナとの決戦へ「アトレティコはスペイン国内で最も堅実なチーム」

調子を上げてきたアトレティコ photo/Getty Images

続きを見る

優勝を狙える位置に

開幕直後こそエスパニョールに1-2で敗れるなど3戦白星無しと嫌なスタートを切ったアトレティコ・マドリードだが、徐々に調子が上がってきた。

先日にはラ・リーガ第14節でレアル・オビエドを2-0で撃破し、これでリーグ6連勝だ。今夜にはバルセロナとの上位対決が予定されているが、今状態が良いのはアトレティコの方だろう。

スペイン『Mundo Deportivo』によると、クラブOBのミゲル・アンヘル・モヤ氏も「アトレティコが今国内最高のチームか?それも間違いではないだろう。何より結果が物語っている。今のラ・リーガは2強の争いではなく、3チーム、あるいは4チーム間の争いになっているね」とアトレティコを評価している。
現在は首位バルセロナが勝ち点34、2位レアル・マドリードが同33、3位ビジャレアルが同32、4位アトレティコが同31となっているが、序盤の取りこぼしがなければ今頃アトレティコが首位に立っていただろう。

これについて元アルゼンチン代表DFフアン・パブロ・ソリン氏、元スペイン代表DFラファエル・アルコルタ氏は新戦力の適応などに時間がかかったためと見ている。

ソリン氏:「序盤も良い雰囲気ではあったが、結果だけ出ていなかった。しかしアトレティコはスペイン国内で最も堅実なチームだ。CLでも好調で、インテルだって撃破した。シメオネ率いるチームは今絶好調だよ」

アルコルタ氏「もしアトレティコがシーズン開始当初から同じことをしていれば、今頃リーグ首位に立っていただろう。彼らは少し時間がかかったのだ。それでもリーグで最もバランスの取れたチームだし、シメオネも様々なタイプの戦い方に適応できる監督だ」

バルセロナとの直接対決は要注目で、アトレティコ&ビジャレアルの頑張りもあってラ・リーガの優勝争いは盛り上がりを見せている。



記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.311 今季こそアーセナル!

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:海外サッカー

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ