カナダ、アメリカ、メキシコが不在も…… W杯で日本を下した北中米の雄が予選敗退の危機 

コスタリカのケイロル・ナバス Photo/Getty Images

最終節は勝利が必須

前回のワールドカップにて日本に勝利したコスタリカ代表が予選敗退の危機に直面している。

コスタリカは13日に行われたワールドカップ北中米カリブ海3次予選(最終予選)の第7節にてハイチ代表と対戦し、0−1で敗れた。この結果グループ3位となり、4大会連続7回目のワールドカップ出場に黄色信号が灯った。

今年9月から始まった北中米3次予選は2次予選を突破した計12チームが、4チームずつ3つのグループに分かれてホーム&アウェーの総当たり戦を行い、各組1位が本大会へ出場、各組2位の成績上位2チームが大陸間プレイオフに進出するレギュレーションとなっている。グループCのコスタリカはホンジュラス、ハイチ、ニカラグアと同組となり、ここまで1勝3分1敗の勝ち点6で3位と苦しんでいる。現在ホンジュラスが勝ち点8で首位、コスタリカに勝利したハイチが同勝ち点で並んで得失点差で2位となっている。18日に行われる最終節でコスタリカはホームでホンジュラスと対戦するが、出場権を得るには勝利が必須かつ、裏のハイチvsニカラグアの試合でハイチが敗れる必要が。また仮に勝利した上で2位になったとしても、コスタリカの最大勝ち点は9。グループB2位のジャマイカが現時点で勝ち点11、グループAのパナマが勝ち点9となっており、大陸間プレイオフ進出も厳しいところだ。

今回の北中米予選ではカナダ、アメリカ、メキシコが開催国のため予選が免除となっており、出場枠も3枠あることからコスタリカを始め、同地域の国々にとっては大きなチャンスとなっただろう。しかしそんな3カ国が不在な中でワールドカップ出場が危ぶまれているコスタリカ。現地メディア『La nacion』は「この敗北は単なるつまずきではなく、コスタリカの自力での出場が不可能となった。他力本願となったことにコスタリカ代表は不安と嫌な予感に苛まれている」と警告した。

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