遠藤航もうかうかしていられない? ガーナ戦ではアシストを記録したMF佐野海舟は今や日本代表の心臓に

森保ジャパンで存在感増す佐野 photo/Getty Images

中盤で圧巻の存在感

森保監督率いる日本代表は14日、国際親善試合としてガーナ代表と対戦。16分南野拓実のゴールで先制すると、後半には堂安律にもゴールが生まれ2-0でアフリカの強豪ガーナを撃破した。

10月シリーズのブラジル戦(3-2)に続き連勝を飾った日本。さらに直近3試合は複数失点を喫していたが、この試合ではほとんどチャンスを作らせず、クリーンシートで試合を終わらせた。

そんなガーナ戦で圧巻の存在感を見せたのが田中碧とボランチでコンビを組んだ佐野海舟だ。先月の代表戦でもパラグアイやブラジル相手に佐野は素晴らしいパフォーマンスを見せていたが、試合を経るごとに影響力は増している。

この試合、デュエルこそ12回中5回勝利を多くはないが、ガーナの強靭なフィジカルに負けず中盤で相手の攻撃をシャットアウト。さらに広いカバーリング能力も発揮し、ピッチの至る所に顔を出して攻撃の芽を積んだ。

また攻撃面でも佐野は光っており、南野の先制点は佐野が2回連続でボールを奪取したところから。その後ドリブルで持ち運び、南野のゴールをお膳立てした。キーパスは久保と並んでこの日トップとなる3回を記録しており、パス成功率も90%(58本中52本成功)。データサイト『SofaScore』はこの試合の最高評価となる「8点」を佐野につけている。

これまで森保ジャパンのボランチの一角は遠藤航が絶対的存在として君臨していたが、遠藤はリヴァプールであまり出場時間を得られていない。一方の佐野はマインツで順調に成長しており、この勢いであれば1番手が変わることもあるだろう。

10月シリーズに続き、11月のガーナ戦でも好パフォーマンスを見せた佐野は日本代表の心臓になりつつあると言っていいだろう。


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