「時速35キロで走ることができる」ガレス・ベイル氏に匹敵するスピード 若手の獲得に余念のないシティ。PSGから次世代のスピードスター獲得へ

PSGのサンガレ photo/Getty Images

続きを見る

前線を活性化させられる存在となるか

トップチームでの補強だけでなく、将来を見据えた若手の獲得も同時に進めているマンチェスター・シティ。近年であればリーベル・プレートからやってきたクラウディオ・エチェベリがその筆頭で、今夏の移籍市場ではノルウェーの名門ローンゼンボリからスヴェレ・ニーパンの引き抜きに成功したとも報じられている。

『RMC SPORT』によると、シティはパリ・サンジェルマンのFWマハマドゥ・サンガレの獲得に成功したようだ。契約期間は5年で、無事メディカルチェックをパスしたという。

サンガレは18歳のアタッカーで、ポジションはCF。24-25シーズンはユースチームで46試合に出場して42ゴール4アシストを記録している。出場したUEFAユースリーグでは8ゴールを挙げて大会得点王となった。
「彼は9番の選手ではあるが、サイドでも優秀だ。採用するシステムにもよるが、[4-4-2]ならストライカーに、[4-3-3]ならサイドに配置される」

彼のアドバイザーを務めるモハメド・シソコ氏は『RMC SPORT』にサンガレの特徴を語っている。

また、PSGのU19とU21を指揮するダビド・スアレス氏は彼の特長を問われ、「時速35~36キロのスピードを出せる」と、サンガレのスピードに言及した。

「彼はピッチの右サイドを得意とし、左足でのフィニッシュを好む」

「彼は時速35〜36キロで走ることができるんだ。右サイドでゲームに絡むと、中央に走り込んだり、深い位置にポジションを取ったり、1対1で仕掛けたりと多様な姿を見せる。ボックス内に飛び込んだりもするし、彼は興味深いをプレイをする」

時速35〜36キロというのは、サッカー界ではトップレベルの数字であり、2017年には当時レアル・マドリードに所属していたガレス・ベイル氏がレアル・ソシエダ戦で記録し、話題となったスピードだ。彼も右サイドを主戦場とするレフティであり、サンガレはそのスピードでプレミアリーグを驚かせることになるのだろうか。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.306 日本代表の本当の評価

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:海外サッカー

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ