なでしこ ブラジル代表との第2戦もフィジカルとスピードに苦戦 清家の2試合連続ゴールで先制するも終盤に逆転負け

ロングカウンターで失点したなでしこジャパン photo/Getty Images

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個の力を見せつけられ完敗

サッカー女子日本代表なでしこジャパンが日本時間3日、ブラジル・サンパウロで女子ブラジル代表との国際親善試合第2戦に臨んだ。

日本は5月31日に行われた第1戦では、ブラジルのスピードとフィジカルに苦戦し完敗。それから中2日、ニルス・ニールセン監督は前戦から先発を6人変更。高橋はな、石川璃音、三浦成美、また第1戦で途中出場だった清家貴子、籾木結花、松窪真心がスターティングイレブンに名前を連ねた。

そしてこの試合は日本が先手を奪う。0-0で折り返し、後半開始直後に左サイドでボールを持った藤野あおばがワンツーでペナルティエリア内に侵入すると、アウトサイドでグランダークロス。中に走り込んだ清家が右足で合わせ、2試合連続ゴールを決めた。
しかし54分に相手CKからオウンゴールで失点。さらに79分には味方CKのこぼれ球を拾われると、相手のロングカウンターにより逆転を許してしまった。

この試合でも目立ったのは第1戦同様にブラジルのスピードやフィジカルに苦戦する姿。日本は攻撃では1点のみと得点力不足に泣き、相手の強力な個の力に屈してしまった。

今回のブラジル遠征は2戦2敗に終わったなでしこジャパン。次戦は、日本時間28日に敵地でスペインと対戦する。

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