マック・アリスターにとって最高の監督は誰? リネカー氏が「クロップ、スロットではないのか」と思わず聞き返す

広い視野でキープ力も高いマック・アリスター photo/Getty Images

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ブライトン時代を語る

アルゼンチン代表でW杯を制覇したメンバーの一人、アレクシス・マック・アリスターの興味深い発言が話題となっている。

マック・アリスターは、三笘薫の所属するブライトンで台頭し、類稀な攻撃センスでチームを牽引する存在として活躍。23−24シーズン前に、リヴァプールへと移籍してからも変わらぬ輝きを放ち、今シーズンはアルネ・スロット新監督の下でほとんどの試合で先発出場を果たし、首位を走るチームの主力として躍動している。

そんな彼が、元イングランド代表のレジェンド、ゲイリー・リネカー氏の番組『The Rest Is Football』に出演。そこでマック・アリスターにとって最高の監督が誰かを聞かれると、ブライトン時代の指揮官、ロベルト・デ・ゼルビの名前を挙げた。そして「彼はクレイジーな男だけど、私は彼が好きだ。私が今までに見た中で最高の監督だと思う」と語った。
それを聞いたリネカー氏が、リヴァプール1年目の監督だったユルゲン・クロップ氏や現在のスロット監督ではないのかと聞き返すと、その理由をこう述べた。

「彼のサッカーに対する情熱はすごい。それが特別だ。それから彼のアイデア、戦術面も素晴らしい。彼はチーム内で気分を良くしてくれた。初めて会った日から、彼は私にとても優しく接してくれた。だから私は彼を最高の監督だと思う」

彼が語る通り、22-23シーズンからデ・ゼルビ監督がブライトンを指揮すると、チームはめっぽう強くなり、マック・アリスターの得点数もその前年の5得点から10得点に倍増した。自身の成長が一番感じられた時期だったのではないだろうか。希代の才能を持つ選手と名将の力が掛け合わされたチームはとても魅力的だった。現在は、それぞれ別の道を進んでいるが、両者の活躍をこれからも期待したい。

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