多くのビッグクラブが注視していた逸材
バルセロナは11日、グレミオに所属するブラジル代表MFアルトゥールの移籍オプションを得ることでクラブ間合意に至ったと発表した。
現在21歳のアルトゥールはブラジル代表の各年代でプレイし、昨年A代表に初招集。デビューには至っていないものの、今後の活躍が期待される若手選手の一人だ。創造性あふれるプレイや相手の脅威となるパスなどに定評があり、プレイメーカーとして多くのビッグクラブが熱視線を送っていたが、バルセロナが優先獲得権を得ることとなった。
バルセロナの公式サイトによると、同選手の買取オプションを今年7月中に行使できるとのこと。そして、オプションを行使した場合には3000万ユーロ(約39億円)の移籍金に加えて、出来高で最大900万ユーロ(約12億円)のボーナスをグレミオへ支払うこととなっているという。
地元メディアの間では「イニエスタの後継者」として、早くも注目を浴びているアルトゥール。来季から世界屈指のビッグクラブ、バルセロナの一員としてプレイすることとなりそうだ。