PSGはすでに2度エメリに代わる指揮官探しに2度動いていた レアル戦は運命を決める一戦に

PSGを率いるエメリ photo/Getty Images

敗れれば3度目の指揮官探しは確実

7日に行われるチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦2ndレグのレアル・マドリード戦は、パリ・サンジェルマン指揮官ウナイ・エメリの運命を決めるゲームとなるだろう。PSGは国内リーグでは優勝を確実なものとしているが、このクラブがそれで満足するはずはない。求めているのはチャンピオンズリーグ制覇で、たとえ相手がレアルであってもベスト16で負けることは許されない。

しかもエメリはクラブから100%の信頼を受けているわけではない。仏『Le Parisien』によると、PSGはすでに2度エメリに代わる指揮官探しに動いていたという。1度目は昨夏だ。昨季はリーグ制覇を逃し、チャンピオンズリーグではバルセロナに歴史的な逆転負けを喫している。クラブが指揮官探しに動くのも無理はない。

2度目は今季のチャンピオンズリーグ・グループステージでバイエルンに1-3で敗れた時だ。バイエルンは今季序盤こそ躓いたものの、チャンピオンズリーグで優勝を狙えるだけの力を持ったクラブだ。そこに負けたとなれば、PSGは今季も優勝が無理なのではないかと焦ったはずだ。
クラブのアンテロ・エンリケSDが新指揮官探しに動いたものの、理想的な選択肢がなかったようだ。同メディアは今回レアルに敗れれば3度目の動きになるのではと伝えており、即時解任とはいかずとも来季は確実に指揮官が代わることになるだろう。エメリがクラブを納得させるにはレアル撃破しかなく、指揮官のキャリアがかかった一戦となりそうだ。

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