開幕2連勝で最高のスタートを切った名古屋 風間監督、守備面では満足も……

J1復帰1年目で飛躍を目指す名古屋の風間監督 photo/Getty Images

もっともっと精度を上げていかないと

名古屋グランパスは3日、明治安田生命J1リーグ第2節でジュビロ磐田をホームへ迎え入れた。試合は、開始8分にガブリエル・シャビエルのゴールで先制に成功した名古屋が、この1点を最後まで守りきり、1-0で磐田を撃破。開幕戦から連勝を飾り、最高のスタートを切っている。

しかし、試合後のインタビューに応じた名古屋の風間八宏監督は、まだまだ攻撃面は満足できていないようで「立ち上がりから選手はすごく落ち着いて試合に入ったと思いますけども、追加点ですね。1点目はうまく取りましたけどが2点目が入っていればまた、全く違う展開になったと思います」とコメント。クラブの公式サイトが伝えている。

ただ「こういう試合を経験できたということは、大きなことじゃないかなと。なかなか点が入らないこともあると思います。ですけども、ランゲラックを中心に最後までしっかりゴールを守ったっていうのも、うちが強くなっていく上では重要なことだと思いますので。そういう意味で選手は90分間、良く戦ったと思います」とも述べており、完封勝利した選手たちを称えた。
そして、今後の課題などについて「うちの選手たちは、前に行くのはすごく速い。横、後ろというのはできればなくして前へ行こうと意識しトレーニングから取り組んでおり、それをよくやっていますし、怖がらずによくやっていると思います。ただ前半は、それを意識しすぎて逆に1人ずつがボールを持って遅くなった場面があったので、後半は少し動かしながらということを伝えました。どちらでもすぐに理解してやれるんで、もっともっと精度を上げていけばいいかなと。とくに前半は点で合えば1対1になるような場面が何度もあったので、そういうところはもっと高めていかなければいけない」と明かしている。

また、無失点に貢献したGKランゲラックは「2点目を取れるチャンスはたくさんあったが、なかなか奪うことはできなかった。ただ逆に言えば、相手にもチャンスがあって、我々としてはしっかり堅い守備で守りきることができた。それが重要だと思う。やはり攻めきること、そして守りきること。我々はそれができ、そして勝ち点3を手にすることができた。チームとして戦ったことが重要だ」と語った。

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