モンテッラのポゼッションサッカーに闘魂注入! ガットゥーゾ、ミランを伊杯決勝へ導く

選手たちと決勝進出の喜びを分かち合うガットゥーゾ監督 photo/Getty Images

PK戦までもつれ込んだラツィオとの激闘

2月28日にコッパ・イタリアの準決勝2ndレグが行われ、ラツィオとミランが決勝進出をかけて対戦した。

両チームが無得点のまま後半終了のホイッスルを迎え、1stレグもスコアレスドローだったため、この一戦は延長戦へ突入したが、210分間に及ぶ戦いでも決着はつかず。さらに運命のPK戦でも、5本目までに両チームが2人ずつ失敗し、サドンデスへ突入した。そして迎えた7人目、ラツィオのキッカーを務めたルイス・フェルペがシュートを枠外に大きく外したのに対し、ミランのアレッシオ・ロマニョーリはゴール左へきっちり決めて勝負あり。ミランがPK戦までもつれ込んだラツィオとの激闘を制し、ユヴェントスとの決勝へコマを進めた。

試合後、伊『Rai Sport』などのインタビューに応じたミランのジェンナーロ・ガットゥーゾ監督は「ラツィオはどんな相手でも、ホームなら4点も5点も奪ってしまうチームだ。彼らの攻撃はヨーロッパトップクラスだよ。素晴らしいテクニックとフィジカルも兼ね備えているしね。ただ、ゴールを奪われそうな場面もあったが、彼らに決してゴールを許さなかった。我々は今日の試合で、本当によくやったと思う。苦しい夜だったよ」とラツィオ戦を振り返った。

さらに調子を取り戻したチームの現状について「私がトレーニング中にクレイジーになるのはよく理解している。でもこの厳しさが功を奏しているし、シーズンの終わりには大きな価値を生み出すだろう。選手たちはまだ若いし、ファンに夢を見させられるようなチームに戻らなければならないからね。ただ私は素晴らしいコーチではないよ。これだけはっきりさせたい。まだ監督になって日が浅いし、まだ何も成し遂げていないからね。選手たちが変わったのは私の指導のおかげではない。モンテッラが与えたことも大事だったんだ。彼の重要な考えは今でも活かされているよ。ポゼッションやボールの動かし方とかね」と明かしている。

モンテッラのポゼッションサッカーに闘魂を注入し、見事ミランを蘇らせたガットゥーゾ。愛する古巣を、2002-03以来のカップ戦制覇へ導くことができるのか。

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